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最近のニュースから

中国の障害児出生率は世界トップ、環境汚染が原因か
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33398&type=0
「出生数の3~5%が障害を持って生まれてくる」

中国に暮らしていて思うのは「そりゃあり得ない」
感覚的には、中国は中絶率が異常に高い。
(統計は知らないので、感覚的に。)
中国は一人っ子政策を実施ている数少ない国。他にそういう国があるのだろうか?
で、一人なら男の子が欲しい。ということで、女の胎児なら中絶してしまう。
いくら何でも、性別だけで中絶してしまうのは、、、、ということで、中国の産婦人科では、エコー検査の時に胎児の性別を教えてくれない。
エコーのモニターも医師しか診れないようにしている。
これは、法律で決まっている(らしい)。でもほとんどの妊婦は子供の性別を知っているので、建前としての法律があるだけなのだが、、、

中国で第一回目の妊婦検診に行くと、、、
・・・これはウチの長女の妊婦検診についていったときのお話。
廊下に受付の机が一つ。多分妊娠している。と伝えたところ、、
始めに聞くのが「妊婦の名前」ではなく、
★要不要★ 「要るか要らないか?」なのである。
ここで運命の分かれ道。
要る人は廊下を左折、要らない人は直進。
ウチの場合は左折を指示される。そこで初めて「妊婦の名前」を聞かれる。妊娠検査中は、全てこの調子。
月数毎の診察で、異常があるかないかを検査するのは、「要らない」の決断を早くするため。
不幸にして障害を持って生まれた子供も、一人っ子の1人とカウントされるので、健康な子供以外は生まない。

長女が生まれて数年後、長男の妊娠検査に行ったときは、医療設備も進化して、おなかの中にいる子供の心臓の筋肉の厚さまでも、全て検査できるようになった。
障害を持った子供が生まれてくることを排除するために、最新機器を駆使する。
確かに、我が家の子供は脳味噌の出来は別にしても、健康なのでありがたいことだが、障害を持った子供の両親の苦労は、想像してもあまりある物があるが、、、、ここまでハイテクを極めて、障害を持った子供を除外するのは? 何とも言えないが、、、

つい最近も、ウチの会社に出入りしている女性が妊娠2ヶ月頃に心臓の障害があると判明したので、、次のチャンスに掛けるとの判断を下した。

今迄、中国の妊婦検診の現状を見てきて、身近な人たちを見てきて、
確かに出生数の3~5%かもしれないが、実質は、、こんなモンでは済まない。

山西省が、中国でも多いと報道されているが、あくまでも
 ●出生が多い。
という統計なので、それが山西省の公害の問題なのか? 医療設備が十分に行き渡っていないためなのか?

妊娠初期からカウントすれば、たった3~5%というのはあり得ない。
日本では、中絶は12週以降が死産扱いになるので日本の統計の取り方を適応すれば、、、、、多分少なく見積もっても3倍になるはず。