ニュースでこんなのやってました。
マスクが二重になれば効果は倍。
単純明快な発想ですが、、、
これ、息を吐いた時だけの解析ですよね?
呼吸というので、当然 「吸って」「吐く」と二方向がマスクに関わる性能評価となるはずなのですが、この解析結果だけでは、片手落ちですね。
この評価では、バルブ付きのマスクは100% 効果が無いと結論づけられてしまいますね。
沢山の研究者が知恵を結集して、商品化した高性能マスクも、このテストに掛かれば、ケチョンケチョンの評価しか得られないと。。。。
結局の所マスクを生かすも殺すも使い方次第
息を吐く時にジワジワと息を吐くことが大切
鼻のフィッティングテープを、ユルユルのままで装着するのは問題外で、
フィッティングテープをキッチリ折り曲げて装着していたとしても、一般的なマスクでは、強く息を吐き出せば簡単にマスクが浮いて、排気漏れが発生するのは当然です。
耳に掛けるタイプで無く、このような後頭部から強力なゴム紐で顔に密着させるタイプであっても、ある程度息の吐き方は工夫が必要なので、一般的なマスクであれば更に息の吐き方には、注意が必要です。
「吐く時に漏れるだけなら、自分の身は安全じゃね?」
これも不正解
息を吐く時に、顔からマスクが浮いてしまうと、マスクが顔に戻ってくる迄の間に外気が侵入してくるので、ウィルスを吸い込みます。
上のバルブ付きマスクは、この点を考慮して、
「息を吐く時にマスクが顔から浮き上がらず、息を吐ききった瞬間に密閉式して外気の侵入を防ぐ」目的で、バルブが装着されています。
究極の、他人の事は知ったこっちゃない自己防衛形マスク
です。
ならばどうすれば良いか?
「マスクを正しく装着して、正しく呼吸する」
ですが、短時間安静時ならまだしも、長時間や動いている時にこれをやると、酸欠になります。
なぜなら、人間は肺の中の気体を吐ききらない限り、酸素を体に取り入れられない構造になっているので、
マスク装着時の正しいとされる呼吸をし続けると死に至る。
いやホント、、、
一般的に就寝時は、マスク装着時に正しいとされる呼吸法。のほぼ理想に近い状態です。。
就寝時に、正しくN95マスクを装着て、酸欠に陥って救急搬送された方を知っています。
冗談抜きで、ホントの話です。
で、結論として、
「アホとマスクは使いよう」
「マナーの一環としてマスクを使う」
一般的に効果が無いと言われている、ウレタンマスク、鼻マスク等
他人に不快を与えるような行為をしない
と言うのが、現在のマスクの落としどころではないでしょうか?