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ブレーキ交換しました

フロントブレーキを105(5800)から、URTEGRA(R8000)に交換しました。

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105で、効きには全然問題はなかったのですが、向かって右側の支点にガタが出てきたので交換です。


そこそこ体重があって、雑なブレーキングを繰り返すのが原因でしょうか?
105は耐久性が劣るのか?

 


効きには不満がなかったのですが、ついでなら105とアルテの違いを試したくなったので、グレードアップしてみました。

 

昔のシングルピボットのサイドプルキャリパーだと、支点をダブルナットで追い込んでいけば、摩耗によるガタは取れますが、105のダブルピボットタイプは、緩み止めのためのダブルナットで、ボルトを締め込んでもドン突きになるので、ガタ取りの調整はできないようです。
また、軸の摩耗によってもガタは出る構造のようです。
スペーサーを噛まして軸方向のがたつきは取れるかも知れませんが、基本使い捨てのようです。
廉価版のダイヤコンペのダブルピポットなんかは、ダブルナットの調整で摩耗を追い込めるようですが、105は基本的にレース部材なのでどんどん新しくする必要があるんでしょうね。

確か昔のシェパープProが、初めてブレーキのピポット部分にベアリングを採用したと記憶していますが、この時のベアリングはスラストベアリングだったような記憶があります。現在は、ピポット部にラジアルベアリングが採用されていますが、場所的にはスラストへアリングの方が理にかなっているような気がします。

 

 

105とアルテの比較

装着前に一度バラして、整備してから装着します。

各部のネジにタップを通してみますが、10は結構切り屑が出ましたが、アルテはほとんど出ません。この辺り精度は相当良いですね。

クイック部分は105がかしめに対して、アルテはネジで分解可能。もしかして5800→R7000でも、世代の進化で変更されているのかも知れません。
分解して、内部のクリーニング、グリスアップ が可能な構造は大歓迎です。

 

ワイヤー押さえの金具

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アルテグラのワイヤー押さえ

 

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105のワイヤー押さえ。バリ取り加工中。

105では端にバリが出ていたので、処理する必要がありましたが、アルテはこの部分が綺麗に処理されています。
「やればできるやんシマノさん。」という感じです。

 

但し、105でも制動力については、全く不満がありませんでした。
高速域から、後輪を地面ギリギリに浮かす位のハードブレーキングをしても、ストッピングパワーも、またその領域でのコントロール性もあったので、ブレーキとして非常に優秀な作りであることに間違えはありません。

 

ノーマルの105では少しスプリングが効きすぎて、引きが重い感じはします。
リターンスプリングを曲げ加工して、反発を緩めて使っていた105と、ノーマルのアルテを比べると、アルテが少し重い程度の感覚ですので、ノーマル同士の比較であれば、アルテの方が少し引きが軽いのかも知れません。
但し、ある程度反発が強めの方が、抵抗の出てきたワイヤーでもノーメンテナンスで利用できるメリットを考えると、どちらが良いかとは一言で言い切れない部分もあります。

 

R8000アルテに交換して満足です。
デュラに交換するともっと幸せになれるんでしょうか?
お財布は不幸せになることは目に見えてますが、、、

 

 

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