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利益を出すと言うこと3


またまた続き。
ふと考えてみると、ウチみたいな販売業は、新しい商品を提供することができているんだろうか? 当然メーカーの出した新製品というのは提供している。
そういう問題ではなくて、サービスとして。コンビニの惣菜等は、どんどん新製品を出して、6ヵ月後に残っている製品は、3%と聞く。
それほどまでに努力した結果、去年コンビに総売上が、百貨店総売上を追い越してしまった。
販売業の新しい方法として、最近急成長の「楽天」がある。バーチャルのショッピングモールである。恥ずかしながら、最近始めて利用した。そのきめ細やかなサービスに驚いた。
どちらかというと今まで、通信販売を軽視していたところがある。在庫はすべてメーカー持ち。在庫切れがあれば、「人気商品につき在庫が切れております。」消費者は、自分の選択した商品が売れ筋商品だった。と満足する。返す刀で、在庫を切らしたメーカには、違反金を請求する。
今でも、このような体質は残っているとは思う。が、それにしても楽天の発注から納品に至る、至れり尽くせりの、インフォメーションは、下手に販売店で定員に待たされてイライラするよりは、ずっと気持ちがいい。どうせ、商品発注受けの確認メールなどは、機械任せで自動返信しているのだろうが・・・。
とは言う物の、そのシステムを考えた人間の、消費者に対する気配りを評価したい。販売業というものは、こうあるべきだと思う。
で、自分自身を振り返ってみると、旧態全としたシステムの営業しかやっていないように思える。
メーカーの作ったものを、メーカーに納める。納品先は全て量販店など、熾烈な価格競争を耐え抜いてきているメーカーばかり。安易に利益が上がるはずが無い。
ウチの場合、販売業といいつつも、オリジナル製品を海外委託加工し、販売しているという側面もある。原料の調達から、具体的な製造方法・製品並びに仕掛け品管理。やっぱり自分の作ったオリジナル商品は、ユーザーさんにそれなりの評価の代償として、利益を頂きたい。
物作りの現場から、物作りの現場への橋渡しとしての、販売業のプロフェッショナルとしての役目。難しい問題が山積みである。