これまで色々様々な道具で、アウターワイヤーと格闘してきました。
で、変速アウターの現在主流となっている、縦線のアウターワイヤーに対抗できる道具がやっと見つかりました。
因みに、ブレーキアウターや旧式変速アウターのネジネジアウターワイヤーであれば、個人的に最強なのは、
「3peaksピアノ線強力ニッパー」
基本的に挟み込むタイプの工具では、ピアノ線の束には対抗できないようです。
そこで、「ミニリューター + 切断砥石」にたどり着きました。
極端に速い回転数で、連続的にカットすると熱を発生しインナーライナーが変形するのが気がかりですが、回転数を抑えて、少しずつ切断することでこの問題は回避可能です。
バッチリ綺麗な断面です。
(コンデジではこの程度のピントが精一杯)
軽いバリ取り、ライナーの処理は、
ダイソー精密ダイヤモンドヤスリ3本組。
細い丸棒ヤスリはインナーライナーのバリ取りに最適。ダイヤモンドヤスリのため全方向に動かしてヤスる事ができます。
スキーメンテナンス用のファイル。金属エッジと樹脂ソール両方を削ることを目的としたヤスリなので、樹脂部分もサクサク削ることが可能です。
チェーンステーアウター受け~リヤディレーラー間の曲がりのきつい部分は、縦線タイプアウターの場合、真っ直ぐ切ったアウターを装着時の形状に曲げると、円周の外側と内側の関係で、微妙に切り口が真っ直ぐになりません。
そこで、装着時近くまで手で変形させヤスリで端処理を行います。
これくらい別に気にすることでは無いような気もしますが、気の持ちようです。
最後に成型した時とワイヤーの刻印を基準にして同じ方向に曲げて装着します。