お気軽海外生活

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大阪北部地震

豊中の我が家も少なからず、地震の影響を受けた。
と言うか、本人は中国に居て日本に居る家族3名が影響を受けた。

地震発生直後日本から連絡が来て、家族全員の無事が確認できた。

長男は普段ならとっくに登校している時間なのだが、当日はクラブ費(?)を持って行く事を前の晩に言わずに、学校に行く直前になって言い出してゴタゴタしたのが幸いして、家を出る前に地震に遭遇した。ある意味強運の持ち主。

地震の際の行動が3人3様。
女房は北海道生まれの北海道育ち。震度5の地震は何度か経験があるので、割と落ち着いて行動できたらしい。
長男は日本に戻ってから3年間小学校で、防災訓練を受けていたおかげで、間髪を入れずに地震と共に机の下に避難。
長女は高校での避難訓練は火災訓練のみ(?)だそうで、揺れた途端にボーー、、上から物が降ってきて初めて、我に返って行動開始。母親に促されるままに机の下に避難。

子供の頃は、学校でやる防災訓練なんて、授業が無くなってラッキー! 位にしか思っていなかったのだが、こうやって話を聞いてみると、やはり子供の頃に徹底して繰り返し練習するというのは、非常に重要なことなんだと再確認。

我が家の教育方針は「人の事より自分の事」
どんなに泳ぎが上手くても、溺れかけて必死にもがいている人を助ける事は非常に困難。下手に助けると共倒れになるのがオチ。
「自分の安全を確保する事ができない人間は、他人を助ける事は不可能。」
「他人を助ける事ができる人は、自分の安全を確保できる人。」
逆に言えば、自分の身の安全を確保できない人間が、他人を手助けする事は他人を危険に巻き込む事。

今回の地震では、長男は先ず自分の身の安全を確保し、女房は自分の安全を確保した上で長女を安全に誘導した。本当に長男にも、女房にも感謝。

話は変わって、
万博広場の太陽の塔の耐震工事がこの春に完了。もし耐震工事をしていなかったら?今回の地震で崩れていたんだろうか?
太陽の塔に人は住んでいないが、もしその下を散歩している人が居たとしたら、
長男の通う小学校では、昨年耐震補強工事が行われた。もし工事が行われてなかったら?

南海トラフ地震は発生率70%。今回の有馬-高槻/上町/生駒活断層地震発生率は約0~0.03%。と発表されていたが、、、
実は吹田市豊中市はこの地震が発生すると言う情報を事前に秘密裏に入手していたのでは? と疑いたくなる程の絶妙のタイミングでの耐震補強工事。
実にグッドジョブ!! 少しでも被害が予防できた事が幸い。

事前に地震を知っていた。と言えば、
飼っているカブト虫が、地震前日から切り株の下に潜り込んで出てこなかったらしい。
普段は夜になるとガサガサ行動するのに、大人しいと思ったら切り株の下の土に潜っていたので、挟まって可愛そうと、女房が引っ張り出してやっても又切り株の下に潜り込んで、、、「今日はおかしいな?」と思ってたらしい。


今回の地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。